· 

第14回 『びのけん日誌』: 「『心と身体の声を聞く』って、とっても難しい…」03

皆さん、こんにちは、そしてこんばんは。CCOまどかです。

 

毎日、元気に走り回っていた私ですが、今年の2月に人生初の突発性難聴を発症。

 

その時のプロセス、気づきを通して学んだことなどを、well-beingの観点も交えながら連載で綴っています。

 

前回の続きからご一読いただければ幸いです。

 

「『心と身体の声を聞く』って、とっても難しい02

後悔先に立たず

「先生、これってもしかして…」

 

 

「ええ。突発性難聴ですよ。」

 

 

「・・・」

 

 

「軽度ですけどね」

 

 

(ん? 軽度?!) 

 

 

「先生…私の耳、このまま聞こえなくなっちゃうんですか?」

 

 

「だから、まず薬を飲んで聴力を戻しましょう。ステロイドを飲むには絶好のタイミングです!」

 

 

「絶好(笑)」

 

 

「それと、寝てますか?」

 

 

(・・・!!)

 

 

「寝て、は、いますけど…」

 

 

「ちゃんと寝てくださいね!」

 

 

「突然、何の前触れもなく、耳が聞こえなくなる病気」突発性難聴。

 

 

過剰なストレスにより発症される事例は多いようですが、主な原因は未だ解明されていないそうです。

 

 

(恐ろしや)

 

 

とにかく治さなくては…

 

 

オフィスへ戻るまでの道のり、およそ15分間。

 

自分の身に何が起きているのかを冷静に考えようと、これまでを必死で振り返りました。

 

 

2週間ほど前、すでに予兆はありました。

 

 

何かが耳に詰まっているような、時には覆い被さっているような、ボヤッとした聞こえづらい感じ。

 

 

イヤホンで音を聴いている時に、いつもと違って頭の後ろの方から聴こえてくるような妙な感覚。

 

 

自覚はあったのです。

 

 

まずは薬を飲んで聴力を取り戻す。それでも100%元に戻るかどうかは、分からない…

 

 

 

[突発性難聴・ステロイド]

 

 

 

キーワード検索をしてみると、「処置が早ければ早いほど良い」とも書かれています。

 

 

 

(もっと早く対応できていれば…)

 

 

 

不安な気持ちが増幅し、頭の中を駆け巡ります。

 

(つづく)「『心と身体の声を聞く』って、とっても難しい…」04