皆さん、こんにちは、そしてこんばんは。CCOまどかです。
毎日、元気に走り回っていた私ですが、今年の2月に人生初の突発性難聴を発症。
その時のプロセス、気づきを通して学んだことなどを、well-beingの観点も交えながら連載で綴っています。
前回の続きからご一読いただければ幸いです。
病院へ行こう
それは、2月の中旬のことでした。
「なんか変…右耳が、すごく聞こえづらい」
ビーノメンバーとの打合せがあり、オフィスへ出社したところ右耳が明らかに聞こえ辛くなっていたのです。
「えぇ? それ突発性難聴だったらどうするの?! 聴力戻らなくなっちゃうじゃん! 病院行こう!?」
そういって、うるちゃん(ビーノ代表取締役社長・漆間聡子)は慌ててオフィス近くの病院を検索し始めました。
一緒にいたエンディー(ビーノ取締役・遠藤 靖)は、
「大丈夫?! 僕が一緒について行こうか?」
(やさしい…)
仲間のあたたかさに感動しつつも、そこまで心配されてしまっているほど状態が悪くなっていた自分に、はたと気づき
「これは、なんとかして治さなくては!!」
オフィスから歩いておよそ15分ほどの耳鼻咽喉科へ急ぎました。

飛び入りで診察をお願いしたため、待つこと1時間半。
聴力や目眩の検査などを行った後、医師から言われたのは
「まずは聴力を戻すために一週間ステロイドを飲んでください。」
「ステロイド!!!」
ちょっと大袈裟に感じるかもしれませんが、薬嫌いな私にとって、その言葉は脅威でしかありませんでした(笑)
しかしながら、今は一時的にでも失ってしまった聴力をできる限り戻すことの方が最優先。
何よりも心配してくれているメンバーの顔を思い浮かべながら、しっかりと身体と向き合う決意をしました。
そして、最後に恐るおそる医師に尋ねてみました。
「先生、これってもしかして…」
「ええ。突発性難聴ですよ。」
(つづく)「『心と身体の声を聞く』って、とっても難しい…」03
