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第18回 『びのけん日誌』「振り返りと感謝」(前編)

皆さん、ご無沙汰しております。CCOまどかです。本年も『びのけん日誌』を、どうぞよろしくお願いします!

 

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昨年末のことですが、一昨年に引き続きビーノメンバー全員で一年の振り返りと、それを踏まえて、一人ひとりへ感謝の手紙を書きました。

 

今回は、その時に気づいたこと感じたことなどを、ポジティブ心理学の観点も交えながら、前後編に渡って綴っていきたいと思います。

 

 

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【目次】

 

■ 昨年一年を振り返って

 

■ その選択ができたのは…

 

■ 前へ進みたければ振り返る 

 

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昨年一年を振り返って

ビーノでは、月一で「幸せ創造会議」、通称「びのけん」(ビーノ研究会=略して「びのけん」)を開催しています。

 

 

これは、ビーノメンバーにとって特別な会議で、互いの経験から学び、成長するためにメンバー同士が支え合う場になっています。

 

 

「プロセスを大切にしてほしい」

 

 

そんな、うるちゃん(ビーノ代表取締役社長・漆間聡子)の想いを汲み取り、私がファシリテーターとなって開催してきた「びのけん」は、昨年末で44回目となりました。

 

 

テーマは、「振り返りと感謝」。

 

 

まずは、一年をメンバー各々が振り返り、それぞれにとって「どんな年だったのか」をシェアしました。

 

 

「この振り返り、ちょっと前にやったような気がするのに、もう一年かぁ〜。」

 

 

「一年って長いようで本当に短い。こうやって振り返るのはいいなぁ!」

 

 

「一年は平等だな(笑)」

 

 

こんなふうに、自身が感じた時間感覚について感想をシェアする人がいる一方

 

 

「今、自分が不安なのがわかった。でも、生きててよかったなぁ」

 

 

「例年に比べてテンション低め! それでも、ここまで無事にやって来れてよかった。」

 

 

自分の今の気持ちや現在地を確認することで、「ありのままの今の自分」を見つめ直すことができた人もいました。

 

 

かくいう私も、その一人。

 

 

2024年を振り返ってみると、思うように進まないことも沢山あり、もどかしい思いをしていた時期も随分あったように思います。

 

その選択ができたのは…

昨年、このブログでも「『心と身体の声を聞く』って、とっても難しい…」というタイトルで、連載を書かせていただきましたが、昨年の始めは、人生初の突発性難聴を発症。

 

 

幸い、今は後遺症にも悩まされないくらいに回復しましたが、

 

自分が「楽しい! やりたい!」たとえそう思っていることでも、

 

やり過ぎによる悪影響で健康を害することの恐ろしさを、身をもって経験しました。

 

 

 

そして、昨年秋には、祖母が99歳で旅立ちました。

 

 

 

うちは両親が共働きだったこともあり、長年一緒に暮らしていた祖母は、私にとって母親のような存在。

 

祖母を失った喪失感は、自分が想像していた以上に、非常に大きいものでした。

 

 

 

当然、私自身がバランスを崩したことで、ビーノメンバーに対して迷惑をかけてしまったことは、数え切れないほどありました。

 

 

それでも、1つだけ言えるのは、

 

 

「本当に大事なものを大事にする生き方」を選択できたこと。

 

 

自分自身にも家族にも、逃げずに向き合い、関わり続けてきたことで得られたものは、確実にありました。

 

 

そして、その選択をすることができたのは、間違いなく、大切な仲間であるビーノメンバーのおかげなのです。

 

前へ進みたければ振り返る

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前へ進みたければ振り返る

 

人は振り返ることによって

前進することができる

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この言葉は『結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる』を、はじめとするベストセラー作家の藤由達藏さんの言葉です。

 

 

実は藤由さんは、私のコーチングの師匠でもありますが、よくこんなことを仰っています。

 

 

「前へ進みたければ振り返る! 

 

矛盾しているように思うかもしれないけれど、

 

振り返ることで、人は前に進むことができるんだよなぁ〜」

 

 

普段何気ない会話から出てくる言葉ではありますが、昨年は、この言葉が深々と沁みる一年だったように感じます。

 

 

上述したように、振り返ってみると2024年は「例年に比べて、テンション低め」な一年ではありました。

 

 

それでも、「こうして、ここまで無事に来られたのは、皆のおかげだなぁ…」

 

 

メンバーに対する感謝の気持ちが、ジワジワと昂ってきたのです。

 

(つづく)