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第1回『びのけん日誌』:キーワードは「創職」! なぜB-nOでCCOを置くことになったのか? (前編)

皆さま、こんにちは。そしてこんばんは。国家資格キャリアコンサルタントで、グラレコーチ®︎(※)の まどかです。

 

※ グラフィックレコーディング× コーチング=グラレコーチング®︎

 

私は、昨年の2月より(株)B-nO Consulting(以下ビーノのと略します)で、研修・セミナー事業における企画開発や運営、そしてメンバー(経営層)へのチームマネージメントなどに携わっています。

 

2021年2月から本格的にビーノで仕事をスタートしてからおよそ1年半。この7月から、CCO(Chief Communication  Officer)に就任させて頂くこととなりました。

 

これからはCCOとしてビーノメンバーが大切にしている価値観や、想いなどを独自の視点で発信していければと思っております。改めて「びのけん日誌」どうぞよろしくお願いします!!

 

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というわけで今回は、『キーワードは「創職」! なぜB-nOCCOを置くことになったのか? (前編)』と題して綴っていきたいと思います。

 

CCOって何?

まずはじめに、CCOと聞いて「何それ?」と思われた方もいると思うので、言葉の意味と現状をご説明します。

 

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CCO(Chief Communication Officer)

 

企業におけるコミュニケーションの統括責任者。

コミュニケーションが経営戦略においてますます重要度を増す中で、欧米ではCCOを任命する企業が増加している。(Chief Information Officer)と呼ぶ場合もある。

 

[引用:公益社団法人日本パブリックリレーションズ協会(略称:PRSJ) HPより]

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CCOは、主に外部との親交を深めたり、話し合いの場を設けるなど(場合によっては記者会見を行う)、社外コミュニケーションにおいて責任を持つ立場にあると言われています。

 

各企業にも同様の役割を担う人は増えつつあるようですが、これといった社会的な定義もなければ、スキルやノウハウ、知識や情報なども体系化されていません。日本においては一般的でない、というのがCCOの現状だそうです。

 

なぜビーノでCCOを置くことになったのか?

では、なぜCCOをという役割をビーノで置くようになったのか?!

 

冒頭でお伝えした通り、私はグラレコーチ®︎としてメンバーへのチームマネジメントを行ってきました。具体的にどんなことをやってきたかというと、月一の定例会議の中でファシリテーターとして、グループグラレコーチング®︎を実施してきました。

・今チームとして必要なことは何か。

 

・今チーム内で課題と感じていることは何か。

 

・仕事を通して、今感じていること、気づいたこと、心が揺れ動いたことは何か。

 

対話を通して、絵や文字、色などを使って可視化していきながら、現在地を確認。内容によっては、ワークなども交えながら「自分達の進むべき方向や、ありたい姿は?!」…まさに個人向けのコーチングと同じように、ビーノの譲れない価値観心躍る未来像を一緒に見つけ、「成せばなる道のり」を試行錯誤し続けています。

 

また、会議の後には懇親会へ参加させてもらっています。その時間は、楽しくもあり、時に真剣に、誠実に、それぞれの想いを持ち出しあったり、受け取りあったり…それこそ「同じ釜の飯を食いながら」メンバーと共にかけがえの無いない時を過ごしながら、心通いあう関係性をつくりあげていきました。

 

「まどかちゃんは、ビーノの潤滑油になってくれているね」

 

ありがたいことに、いつしかメンバーからそんな風に言ってもらえるようになっていきました。

 

そんなメンバーを一番近くで見てきた私ですが、今年の春ごろから「明らかに新たな段階に進んでいるなぁ〜」と感じる出来事が起こっていました。一緒に仕事をしていくチームメンバー(パートナー)を大幅に採用することとなったのです。

 

ちょうどその頃、私自身も「とある宿題」を出されていました。

 

「ビーノで何がしたい?! やりたいことは何!?」

 

それは、一緒に仕事をやりたいね…と声をかけてもらい、本格的に仕事をするようになってからの2年間、ずーっと私自身に問いかけられていたこと。春に、メンバーの前でプレゼンをするように言われていました。

 

うるちゃん(ビーノ代表取締役社長・漆間聡子)は「創職」するということを、とても大切に考えています。

 

彼女が考える「創職」とは、ただ「案件」をとってくるだけではなく「自ら仕事を創り出す」こと。たとえフワッとした案件においても役割を創り出し「仕事化」できること。

 

同時に彼女が、『自ら「創職」することができる人材』を求めているということも、心の中で理解していました。

 

ビーノの現在の状況や課題に感じていることは、なんとなく分かってきている。ビーノでの私自身の役割も自他共に気づきはじめている。そして「創職」。

 

もう少しで何かがつながりそうで、つかめそうな気がしているのですが、後ちょっと…。

 

2022年。試行錯誤の春が続いていました。

 

(第2回『びのけん日誌』へつづく)