皆さん、こんにちは。そして、こんばんは。
前回から「ウェルビーイング経営って何?!」という、もはや禅問答?! 正解のない旅(連載)をスタートさせてしまったCCOまどかです(爆)
今回はビーノメンバーの、とあるシェアから着想した「ピットインというメタファー」を元に、ウェルビーイング経営について考えてきたいと思います。
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【目次】
■ なつかしい記憶
■ ピットインというメタファー
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なつかしい記憶
とある日のMTG。
ビーノメンバーとともに、「3 good things」をシェアしている時でした。
エンディー(ビーノ取締役・遠藤 靖)が「F1の鈴鹿グランプリを、お台場のパブリックビューイングで観に行ったんだよ〜」という話を、とても嬉しそうにシェアしてくれました。
その瞬間、ちょっと懐かしい気持ちが湧き上がりました。
(そういえば、私も昔F1が好きだったよなあ〜)
流石に鈴鹿まで足を運んだことはありませんが…深夜のテレビ中継を、遅くまで夢中で観ていたことを思い出したのです。
F1モナコグランプリでは、「こんな美しい街中を、猛スピードで走っちゃう
なんて〜!!」と心躍らせていました…
レース中継を通して、行ったことのない世界中のサーキットを垣間見れるのが、嬉しくてたまらなかったり…
フジテレビのF1グランプリの主題歌、T-SQUAREの名曲「TRUTH」をピアノで必死で奏でてみたり…
F1を遥かに凌ぐスピードと性能、AIを搭載した最先端マシンで競いあう、次世代モータースポーツが描かれたアニメ作品『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』にハマったり…
「オタクな、マイ♡メモリー」も含め(笑) 「F1」というキーワードで、様々なシーンが頭の中を駆け巡りました!

ピットインというメタファー
なつかしく様々な想いが膨らんだ中で、「いったいF1の何に対して、そんなに心が動かされたんだっけ?!」と、記憶を辿ってみました。
そうだ!!
一番心震えた場面は、ピットインの瞬間だった!!

マシンが止まったその瞬間、ピットクルーたちが一斉に動き出し、ほんの数十秒で整備を終え、また走り出す。あの瞬間、胸がぐわわわっと熱く高鳴ったのを覚えています。
全力で走るだけじゃない。
必要なときに立ち止まり、ドライバーが最高のパフォーマンスを発揮できるよう、ほんの数秒の間に、タイヤを交換し、燃料を補給し、微細な調整を加える。
まさに、走り続けるために必要なすべてを、一瞬で整える戦略的行為!!
その姿が、今になって改めて、とても美しく、そして意味深く感じられたのです。

(おや??? これってもしや・・・)
ふと思いました。
この「ピットイン」の考え方って、実は「ウェルビーイング経営」とリンクするところがあるのではないかと?!
一時的にレースを中断してでも、ドライバーとマシン、いわば「心と身体の状態」を整えるのに必要不可欠な行動、それがピットイン。
同じように、ウェルビーイング経営は、個人や組織が「走り続ける」ための土台そのものを、立ち止まって点検し、整え、必要な戦略を考え、実行…再び走り出す!!
この試行錯誤を繰り返すのが、「ウェルビーイング経営」だとしたら・・・
というわけで次回は、"F1のピットイン”というメタファーで、「ウェルビーイング経営」を紐解いてみることに、チャレンジしたいと思います。
(つづく)
