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第9回『びのけん日誌』:「自分の『強み』育ててますか?」(その2)

皆さま、こんにちは。そしてこんばんは。CCOまどかです。

ちょっとご無沙汰しておりました<(_ _)>

 

今回は「自分の『強み』育ててますか?」(その2と題して、「強み」を知って、理解し、使って、育てていくことについて、私自身の体験談を交えながら綴ってみたいと思います。

 

(第8回『びのけん日誌』:「自分の『強み』育ててますか?」(その1)と一緒にお読み頂ければ幸いです。)

「性格の強み」を学んでみよう

20212月。「強みの育て方 『24の性格』診断であなたの人生を取り戻す」というタイトルで、VIAによって測定された「性格の強み」の解説・研究本が出版されました。

 

この本は「性格の強み」を知って理解を深めるだけでなく、使って、育てていく、と言うことについても言及されていました。

 

(「性格の強み」を使う? 育てる? いったい、なんのこっちゃ?!)

 

頭の中に疑問符がポンポン湧き出てきたもののちょうどこの頃から、VIAを勧めてくれたうるちゃん(ビーノ代表取締役社長・漆間聡子)と一緒に本格的に仕事をするようになったこともあり、「ポジティブ心理学の中核となっている『性格の強み』について、この際だからしっかり学んでみよう。」そう思いたち、購入に至りました。

 

・「性格の強み」は、「知るだけで」9.5倍、「使えば」19倍も幸福度が高まる。

 

・思考や行動を通して、「性格の強み」を表現すると幸福感が高まり、人と人との絆が深まり、生産性が高まる傾向があると言う研究結果が、実際に出ている。

 



・生産性のほかにも目標達成力、自己肯定感、成績や業績、社会への貢献度、健康・回復、人間関係によい影響をもたらし、不安やうつを減らすことも可能。

 

(参考:『強みの育て方 24の性格」診断であなたの人生を取り戻す』ライアン・二ミック博士 (), ロバート・マクグラス博士 (), 松村 亜里  (監修) WAVE出版)

 

そして、本の帯にはこう書かれていました。

 

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 強みとは、

 

【自然と流れるように出てくる】もの。

 

【使うと活力が湧いてくる】もの。

 

さあ、最高の自分を引き出しましょう。

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「性格の強み」を使ったことによってチームメンバーに貢献できた瞬間

「この際だからしっかり学んでみよう。」

 

本を買い意気込んでいたものの、自分の「性格の強み」に対する理解が、ままならない状態はしばらく続いていました。

 

しかしながら、この時期からビーノメンバーと本格的に関わるようになっていき

○○の強みがある人と仕事すると楽になる」とか

「○○な強み発揮してるねぇ〜」などという会話が、日常的に繰り広げられるようになっていました。

 



(これが「性格の強み」を使っているということ?!)

 

「とにかく時間が掛かってもいい。メンバーとの関係性を良くするためにも、これは新しい挑戦だ!」

そう自分に言い聞かせていた、ある時でした。

 

メンバーと一緒に仕事をしている中で、ちょっとした出来事が起こり、閉塞的な空気感に包まれたことがありました。

 

「起こるべきことが、起こるべくして、起こるから大丈夫だよ」

 



それは咄嗟に私の口から出た言葉でした。

 

すると、しばらく経ってからうるちゃんがこう言ったのです。



 

「はぁさすが、スピリチュアリティの強みだねぇありがとう。気が楽になった。」

 

「起こるべきことが、起こるべくして、起こるから大丈夫だよ」

 

それを一言でいうと「なるようになる」。

 

以前から、何かトラブルなどが起こった時に、瞬時にそう考えるクセがついていました。



 

それは、私が単に楽観主義者であるということでもなく、「起きてしまったこと」を悲観したり、あれがダメこれがダメと原因をさぐったり、後悔しても何もならない。

 

だったら、たとえ小さくとも「起きてしまったこと」から学びを得て、次へ進めば良い



 

いつの間にか、そう考えるのが私の中での当たり前となっていました。

 

今思うと、私は割とガムシャラに真向勝負しながら生きてきたので、沢山ぶつかって失敗して、悔しい思いを散々してきたから、自然と自分にそう言い聞かせることが習慣になっていったのかもしれません(笑)



 

しかしながら、その当たり前に自然にやって来たことが、「強み」を使っていることそのもの」だということに改めて気付かされ、とても驚きました。

 

同時に、それはまさに、私自身が初めて「性格の強み」を使ったことによって、チームメンバーに貢献できた瞬間でもありました。

 

(第10回『びのけん日誌』へつづく)

 

よろしければ『びのけん日誌』バックナンバーもお読み頂ければ幸いです。